CADPAC-CREAOTR
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2D設計者のためのCADPAC-3Dのすすめ



はじめに
ここでは、3Dを使ったことのない方々や、他社製の3D-CADで失敗した方々を対象として、CADPAC-3Dの効果をご紹介させていただきます。
「自分の仕事は、前から2D図面を描くことだったし、今後も2D図面なので、3Dは関係ない」と考えられている方にこそ、ぜひとも読んでいただきたい内容になっています。

3Dは本当に必要なのか? 
2D設計者は、これからも2D設計を継続していけばいいのでしょうか?
まず、2D設計自体にはどういう問題があるのかを少し考えてみたいと思います。
2D設計者が共通して抱えている悩みとして、次の2つの大きな問題があります。
この2つの問題をCADPAC-3Dがどのように解決するかを説明しながら、CADPAC-3Dの機能をご紹介したいと思います。
その2つの問題とは、これです。
問題1. 組立作業や、完成後に問題が発生し、納期の遅れが発生する。
問題2. 3Dデータを扱う仕事が増加し、2D設計では複雑になり手間がかかる。

問題1 - 組立作業や、完成後に問題が発生し、納期の遅れが発生する。
この問題の主な原因として考えられることは、次のようなことです。
  1. 納期がだんだん短くなっていて、設計に十分な時間をかけられない。
  2. ユーザーが2D組立図面を正確に理解できないことが多く、設計者との間で意思疎通が正確にできない。
  3. 2D部品図を作成するときに、2D組立図の各面図から部品形状をコピーするため、作業に手間がかかる。
  4. 十分な時間をかけずに検図した図面が現場に回ってしまう。

問題1に対して、CADPAC-3Dで解決できること
2D設計が抱える問題点を解決するには、2D CADを使っていてはどうしても限界があります。そこで3Dを使えば、問題が解決するかもしれないという期待を持つことはできます。しかし問題はそんなに単純ではありません。
2D設計を全部やめてしまって、3D設計に切り替えてしまうことは現実的ではありませんし、逆に危険ですらあります。
実は、今の2D設計の方法を残しながら、必要な箇所から3Dを始めることが賢明なのです。
ここで、2D組立図(構想設計での組立図等)を完全に3D化できた状態を頭の中で思い描いてみてください。
2D組立図は、何枚もの図面に分かれることがあります。これを2D図面だけで扱うと複雑になり、組立図全てを理解するには大きな時間と労力が必要になります。
そこで各組立図をCADPAC-3Dで2Dから3D化し、それらを1つにまとめてしまいます。すると、組立てた全体を現物のように見ることができ、また詳細部の確認も簡単になるだろうことは想像がつきます。
しかし、「2D図面を3D化することは難しくて面倒だ。私には無理。そんな時間もない。」と多くの方が考えています。
ところが、CADPAC-3Dを使えば、2D図形を3D空間に送り、図形を選択して長さを指示するなどの単純な作業だけで簡単に3D化することができるのです。
そんなに容易にできるのかを、まず簡単な2D部品図を3D化する方法で説明してみます。
  1. 2D部品図で面図を指定します。
  2. 3Dに送ります。
  3. 形状選択、位置指定でモデリングします。
この程度の部品であれば、2D図面を3D化する時間は1分程です。
使うコマンドもわずか数個です。これなら誰でも簡単にできます。
次に組立図を3D化する場合ですが、CADPAC-3Dなら、組立図でも全く同じ感覚で立体化することができます。組立図の3D化は、他社製の3Dでは非常に苦手なことですので、ここがCADPAC-3Dの大きな強みです。
他の3D-CADを試してみて、この作業に時間がかかってしまって、結局3Dを失敗した方が多くいらっしゃいます。しかし、CADPAC-3Dであれば、2D組立図を使って、組立図全体を短時間で3D化します。
【概略組立図の例】
3Dのモデリング時間は約10分
こうしてできた3D全体図には、次のようなメリットがあります。
  1. 実物と同じように、組立てをした状態で打ち合わせができるため、意思疎通が完全になります。完成後に問題が出てくるというトラブルは大幅に解消されます。
  2. 部品と部品との干渉などの確認が簡単にできますので、組立時の問題を解消します。
  3. 製品ができる前に、組立てた状態を確認することができ、機械のバランスを考慮したり、色々なアイディアが出やすくなり、質の高い設計が可能になります。
  4. 3Dで提案することで、お客様からの信頼度が高まります。
  5. 3D概略組立図で確認ができますので、詳細設計を2Dで安心して進めることもできます。
設計の時間を少しだけ3D化のために使うことで、結果として今までの問題が極めて少なくなり組立作業がスムーズにできます。3D化するために使う時間は、多くのメリットに吸収されてしまいますので、結局2Dだけですべてを完結するよりも短い時間で設計を終えることができるのです。
このようにCADPAC-3D では、3D設計に慣れるために、2D組立図(概略設計の段階)の3D化からスタートすることをおすすめしています。
3Dに慣れてくると次のステップとして、3D上での詳細設計が可能になってきます。
詳細設計で、CADPAC-3Dを使うメリットは次のようなことです。
  1. 3D上での作業は、2D設計の感覚でそのまま使っている様に行えます。
  2. 形状作成は、2Dより3Dで作った方が早い場合が多々あります。
  3. 2D作図では、正面、側面などの面図の作成が必要で、これが負担になり
    ミスの原因になりますが、3Dはモデリング作業のみですので手間が激減します。
  4. 細部まで確認することができますので、部品間の関係を確認しながら設計を進めることが簡単にできます。
  5. 3D概略組立図で確認ができますので、詳細設計を2Dで安心して進めることもできます。
  6. 検図をしながら部品を簡単にバラスことができます。
    見えない部分の干渉も事前に自動で確認ができます。ボルト、タップなどの位置関係を確認しながらバラスことができます。
  7. 3Dデータができてしまえば、その後の2D部品図は半自動で作成できてしまいます。
つまり、CADPAC-3Dを使えば、自動的に間違いのない2D図面が作成され、組立時、組立後の問題点が完全に解消されるのです。
このように問題1(組立作業や、完成後に問題が発生し、納期の遅れが発生する)を、CADPAC-3Dは完全に解決します。





問題2 - 3Dデータを扱う仕事が増加し、2D設計では複雑になり手間がかかる
この問題も日に日に大きなテーマになってきています。今後増えることはあっても、減ることはありません。この問題には、次のような背景があります。
  1. 2D-CADでは3Dデータを直接扱えない。
  2. 3Dデータを2Dに変換した図面を受け取って設計しているが、複雑で読み難い。
  3. 3Dは曲面などが多く、2D-CADでは苦手な形状が多くなっている。
  4. 3Dデータを2Dに投影してしまうと、設計がとても難しくなる。
  5. 2D設計の技術を次の世代に伝達することが難しくなっている。


問題2に対して、CADPAC-3Dで解決できること
CADPAC-3Dには、次のような機能が備わっています。
  1. 数多くの種類の3Dデータを読み込むことができます。
  2. 3Dデータを、2D設計に必要な方向の図形に投影し2D図面化します。
    その一例を、パイプ溶接治具の例でご紹介します。
このように、3Dを2D設計しやすい方向に自由に設定できるため、治具設計がやりやすくなります。
しかし、3次元的な角度のある2D設計は高度な技術が必要です。
そこで、次のステップとして、全てを3Dで設計することでもっと簡単で正確な設計ができるようになっていきます。
角度や局面を持った3D形状を2D形状で設計する場合、形状の位置関係を正確にとることは技術が必要ですが、3Dで設計すれば、位置関係を簡単に表現できますし、正確に作図することができます。
このように問題2(3Dデータを扱う仕事が増加し、2D設計では複雑になり手間がかかる)に関しても、CADPAC-3Dは完全に解決します。








他にもある - CADPAC-3Dのメリット
このように、3Dを2D設計しやすい方向に自由に設定できるため、治具設計がやりやすくなります。
しかし、3次元的な角度のある2D設計は高度な技術が必要です。
そこで、次のステップとして、全てを3Dで設計することでもっと簡単で正確な設計ができるようになっていきます。

もう一度まとめ - CADPAC-3Dの優れているところ!
  • 2Dデータを有効活用する機能を備えています。
  • 2次元感覚で、直感的に操作ができます。
  • 拘束条件や履歴に関係なくモデリングや編集、修正ができます。
  • 他社の3Dデータを変換する機能が豊富にそろっています。

このように、CADPAC-3Dを利用すれば、2Dをやめるのではなく、徐々に3Dの活用を増やし、3D設計のメリットを段階的に享受することができるのです。